一太(梶原一騎)の恋人である八神カオルは浅草の人気ストリッパー。
映画出演、エリートからの求愛など、華やかな話の絶えないカオルに対して、
一太は作家として成功できずにいた。
二十歳の青年の夢、苦悩を描く「春雷篇」、「風雲篇1~2」が胸にしみる。
「風雲篇3」からは、大山倍達が登場。
かつては豪邸に住んでいた大山倍達だったが、
その邸宅は人手に渡り、電気も止められる貧しい暮らしをしていた。彼に何があったのか。
また、あばら屋で執筆が始まった空手「技術書」の存在も明らかになる。
Published: September 26th 2011 Updated: January 1st 1970