講道館紅白試合で5人抜きを達成した広瀬武夫は、
ロシア留学中に芽生えた恋を日露戦争のために妨げられ、戦死を遂げてしまう。
しかし講道館にも次代を担う新しいヒーローたちが誕生していった。
京都武徳会の主任教授となった磯貝、講道館幹部の一人となる永岡、
そして後に10段に上り詰める三船久蔵も、講道館の門を叩く。
明治、大正、昭和にかけて、嘉納を始め山下、富田などの門下高弟たちの大きな苦労によって、
柔道は海外にも普及して行った。
また嘉納は教育界の要職にあって幾多の人材を育てる。
Published: September 20th 2011 Updated: January 1st 1970